ゴールデンアワーとブルーアワー:本当はいつなのか

ゴールデンアワーの温かな光に包まれた野の花の草原
ゴールデンアワー:地平線近くの低い太陽と、温かくやわらかな光。

2026年10月16日 · 1分で読めます

写真家は2つの光の時間帯を中心に計画を立てます。日の出と日の入りの近くのゴールデンアワーと、日の出の直前と日の入りの直後のブルーアワーです。どちらの名前も60分を思わせますが、どちらも長さは決まっておらず、どこにいるか、いつなのかで変わります。

太陽の角度で決まる

もっとも役に立つ定義は、太陽の高度によるものです。

これらは天文学の標準ではなく写真家の約束事で、少し違う角度を使うガイドもあります。それでも原則は同じです。時刻を決めるのは時計ではなく、太陽の高さです。

どのくらい続くか

太陽がそのわずかな角度を進むのにかかる時間は、太陽の通り道がどれだけ急な角度で地平線と交わるかで決まります。

季節も関係する

中緯度では、夏至や冬至のころ太陽がより斜めに動くため、春や秋より真夏と真冬のほうが時間帯が長くなります。春分と秋分のころは、どの緯度でも日の出と日の入りがもっとも速く進みます。

計算した例

朝について、日の出から太陽が6°の高さになるまで(ゴールデンアワー)と、日の出前に地平線の下8°から4°まで(ブルーアワー)を計算しました。

場所と日付 ゴールデンアワー ブルーアワー
キト、2026年10月15日 28分 16分
パリ、2026年10月15日 43分 24分
パリ、2026年12月21日 55分 28分
パリ、2027年6月21日 50分 36分
トロムソ、2026年10月15日 96分 47分

赤道は本当に速く、金色の光はわずか30分ほどです。秋のはるか北では、同じ6°に1時間半以上かかります。同じ日の夕方の時間帯は、朝のものと対称になります。

日の入り後のブルーアワーに包まれた湖畔の町
ブルーアワー。太陽は地平線のすぐ下にあり、空は深い青に染まります。

光が温かくやわらかい理由

太陽の角度が低いと、2つのことが変わります。光ははるかに多くの大気を通り抜け、青が散らされて温かい色が残ります。さらに光は上からではなく横から届くので、影が長くなり、質感が浮かび上がります。正午には平板に見えるもやも、低い角度で背後から照らされると輝きます。肖像も風景も建物も一日の最初と最後の時間には違って見え、ゴールデンアワーは運任せにせず計画する価値があるのはこのためです。

撮影の計画

スマートフォンで撮るなら

スマートフォンのカメラは、光がやわらかくコントラストが低いゴールデンアワーを上手に撮れます。ブルーアワーは難しく、光が少ないので、手すりに押し当てたり小さな三脚を使ったりしてしっかり固定し、ナイトモードで長めに露光させましょう。フラッシュはオフに。手前だけを照らして、空を台無しにしてしまいます。

もやや砂ぼこりの多い日は、太陽が地平線に届く前に弱まり、温かな光も早く薄れるので、どちらの時間帯も短くなります。

計算された時刻の使い方

日の出と日の入りの時刻が、計画の基準になります。朝のゴールデンアワーは日の出から始まり、夕方のゴールデンアワーは日の入りで終わります。ブルーアワーはその反対側、主に日の出前と日の入り後の、市民薄明から航海薄明の初めにかけてです。その地点の正確な日の出・日の入りの時刻があれば、その前後に両方の時間帯を置けます。

天気と地形

雲はゴールデンアワーを見事なものにすることも、消してしまうこともあります。東の山は最初の直射日光を遅らせ、開けた海の水平線はもっとも長い時間帯をくれます。どれも日の出や日の入りの計算された瞬間を変えるものではなく、見えるものが変わるだけです。

Resthe の日の出と日の入りはすべて、地図上の正確な地点について計算されます。あなたの場所の時刻は The Sunrise や The Sunset で確認できます。