ふたりで何回の日の出を迎えた? 正確に数える方法
出会った日からのすべての日の出は、場所ごとに数えることができます。2026年10月11日 · 1分で読めます
「付き合って10年になる」という言葉は、気軽に口にできます。「3,652回の日の出を一緒に迎えた」は同じ事実を別の数え方で言ったものですが、ずっと重みをもって響きます。この数は年を日数に丸めたものではありません。ふたりが暮らす場所に実際に太陽が昇った回数です。
単純な場合:一日に一回の日の出
ほとんどの緯度では、太陽は毎日一回昇ります。その場合、日の出を数えることは日数を数えることですが、ひとつだけ正確にしなければならない点があります。うるう年です。暦の上の10年には2月29日が2回か3回含まれるので、10年は期間の始まり方によって3,652日か3,653日になります。
パリ中心部で2016年10月10日から2026年10月10日までを計算すると、3,652回の日の出になります。この期間には、2020年と2024年の2回のうるう日が含まれます。
単純でなくなるところ
北極圏より北、南極圏より南には、日の出がまったくない日があります。冬には太陽が地平線の下にとどまり(極夜)、夏には上にとどまります(白夜)。沈まない太陽は、昇ることもありません。
同じ10年間で:
- トロムソ(ノルウェー、北緯69.6°):2,479回の日の出。毎年、約7週間の極夜と約10週間の白夜のぶんが減ります。
- ロングイェールビーン(スヴァールバル諸島、北緯78.2°):1,254回の日の出。ここでは極夜が10月下旬から2月中旬まで、白夜が4月中旬から8月下旬まで続くので、日の出がある日は全体の約3分の1しかありません。
年数に365を掛けるだけの数え方では、トロムソで1,000回以上、ロングイェールビーンでは2,000回以上ずれてしまいます。
概算ではなく、正確に数える
日の出を正確に数えるには、ひとつひとつの日の出を、単独の日の出と同じ規則で求める必要があります。太陽の上端が、標準的な屈折0.833°のもとで理想的な地平線を横切る瞬間です。極夜の境目では、太陽が地平線をかすめるのはほんの数分ということもありますが、その日も数に入ります。太陽が現れなかった最初の日から、太陽が戻ってくるまで、数はただ増えなくなるだけです。
起点も大切です。数はふたりが出会った瞬間のあとの最初の日の出から始まるので、出会ったのが夜明けか午後かで合計が1回変わることがあります。現地時刻は、その場所の歴史的なタイムゾーン規則で換算され、年ごとの夏時間の変更も反映されます。
知っておきたい節目
一日に一回日の出がある中緯度の場所では、数と暦がうまく重なり、記念にふさわしい日になります。
- 1,000回目の日の出は、最初の日の出から約2年9か月後
- 5,000回目は、約13年8か月後
- 10,000回目は、約27年4か月後
- 20,000回目は、55年の少し手前
ふたりで迎える10,000回目の日の出は、結婚記念日にも誕生日にも重なりません。そこにこそ魅力があります。ほかの誰も祝わない日なのです。
The Nth Sunrise は、二人が出会った日から数えて、これから訪れる日の出に番号をつけます。
ふたりが複数の場所で暮らしてきた場合
すべての朝を同じ街で過ごしてきたカップルばかりではありません。数年はリスボン、そのあとオスロへ、というように実際の場所をたどる数え方には、引っ越しの記録がすべて必要になります。Resthe の数え方では、あなたが選んだひとつの場所を使い、ふたりが出会った日からその場所での日の出を数えます。たいていの人にとって選択は簡単です。今住んでいる場所、出会った場所、あるいは我が家だと感じる場所。そうすれば、数はその場所について正確で、証書にもどの場所なのかが記されます。
最初の日の出が起点になる
数は、ふたりが出会った瞬間のあとの最初の日の出から始まります。夜に出会ったなら、最初に一緒に迎える日の出は翌朝です。夜明け前に出会ったなら、同じ日になることもあります。時刻がわからなくても、その日の日の出の前に出会ったか後に出会ったかを選べば、起点が決まります。
極地のカップルは数が少ない。それでいい理由
10年前にトロムソで出会ったカップルがそこで迎えた日の出は約2,479回で、パリのカップルの3,652回より少なくなります。小さな数に見えるかもしれませんが、より正直な数です。数に入っている日の出はすべて実際に起きたもので、どれも長い夜のあと、太陽が丘の上に戻ってきた朝です。4か月間太陽が姿を見せず、その後4か月は沈まないロングイェールビーンでは、10年間の1,254回の日の出はどれも、昼の長さが急速に伸び縮みする短い春か秋の季節に訪れます。
数の確かめ方
どの場所の数も、独立して確かめることができます。標準的な日の出の規則を実装した天文ライブラリなら、二つの日付のあいだの、ある地点のすべての日の出を一覧にできます。それを数えれば同じ合計になり、出会った時刻が不確かな場合に最初か最後で1回違う程度です。公表された規則を使う意味はそこにあります。証書に記される数は推定ではなく、事実なのです。
その数が意味するもの
日の出の数は、記念日を、声に出して言えて思い描けるものに変えてくれます。出会ったあとの最初の日の出と、それからのすべての日の出を、ふたりが選んだ場所で。次の日の出にも意味が生まれます。ふたりで迎える3,652回目の日の出が近づいているなら、それは特定の時刻をもつ特定の朝なのです。
The Nth Sunriseは、ふたりが出会った日からその場所での日の出を数え、次の日の出を番号付きで捧げ、印刷して額に入れられるプレミアム証書をお届けします。